引接寺と云われたって京都に住んでいる者でも判らなかったり しますが、千本ゑんま堂と云えば、閻魔法王を祀るお寺と誰もが知るところとなります。 千本えんま堂は千本釈迦堂から北へ歩いて10分ほど、千本通に面し商店街の一角の歴史と由緒ある寺院ですが、今では境内は駐車場と なり、仮設のような建物があったりで、名刹の面影はありません。その起こりは平安初期の漢詩人、歌人としても有名な小野篁卿 (おののたかむらきょう)が自ら刻んだという閻魔法王を祀り小祠を建てて「閻魔堂」と称したのが始まりと伝わります。 その後、定覚上人が諸人化導引接仏道の道場として引接寺と命名したとも伝わるので、えんま堂と云う名は元来の名が伝わっているとも云えます。
境内の西北隅に建立されている紫式部のあの世での不遇な姿を見て成佛させんがために建立した供養塔と伝えられています。南北朝時代の至徳三年(1386)円阿上人の勧進により建立されたとの刻銘があります。
引接寺(いんじょうじ) 通称:千本ゑんま堂
〒602-8307 京都市上京区千本鞍馬口下る閻魔前町34
電話:075-462-3332
拝観:境内自由